賃貸か持ち家かどっちを選ぶべき?生涯コストの差額やメリット・デメリットを比較
「賃貸か持ち家か、どっちを選べばいいかわからない」とお悩みの方は少なくありません。
どちらを選ぶかによって、生涯の住居費や老後の生活に大きな影響を与えるため、それぞれのメリット・デメリットをふまえた慎重な判断が必要です。
そこで本記事では、賃貸と持ち家の生涯コストの違いやメリット・デメリットを徹底比較し、どちらがおすすめなのかわかりやすく解説します。
| コラムのポイント |
|---|
| ・50年間のシミュレーションで生涯コストを比較すると、持ち家の方が安くなる可能性があります。 ・賃貸は住み替えの自由度が高く、初期費用も抑えられますが、家賃上昇リスクや老後の借りにくさに注意が必要です。 ・持ち家はローン完済後の負担軽減と資産形成ができる一方で、初期費用や維持管理コストが継続的に発生します。 |
目次
賃貸と持ち家どっちが得か|生涯コストをシミュレーション

賃貸と持ち家のどちらが経済的に有利か判断するには、長期的な視点でのシミュレーションが欠かせません。
ここでは、30歳で住まいを決定し、80歳まで居住すると仮定した50年間のコストを比較していきます。
生涯コストの差額
賃貸と持ち家で同等クラスの物件を選んだ場合、生涯コストにどのくらいの差が出るのか、概算を確認してみましょう。
今回の比較条件は、次の通りです。
【賃貸】
- 家賃10万円(管理費込)
- 初期費用55万円
- 更新料は2年ごとに10万円
【持ち家】
- 3,000万円の物件を購入
- 頭金は300万円
- ローンの返済期間は35年間
- 金利は1.5%、35年元利均等返済
この条件をもとに、30歳で住まいを決定し、80歳まで居住すると仮定した場合のコストを計算すると、以下の通りとなります。
| 区分 | 内訳 | 金額 |
| 賃貸 | 家賃 | 10万円/月 × 600ヶ月(50年)= 6,000万円 |
| 初期費用 | 55万円 | |
| 更新料 | 10万円 × 25回(2年ごと)= 250万円 | |
| 合計 | 約6,350万円 | |
| 持ち家 | 頭金 | 300万円 |
| ローン毎月返済額(概算) | 約82,670円/月 | |
| ローン総返済額 | 約3,500万円 | |
| 50年間の住居費合計(頭金+返済) | 約3,800万円 | |
| 賃貸と持ち家の比較 | 約2,500万円ほど購入の方が安い | |
賃貸の場合、毎月の家賃が継続的に発生するため、月額10万円の賃貸物件に50年間住み続けると、単純計算で6,000万円の支出となります。
初期費用や2年ごとの更新料を加えると、総額は約6,350万円に達する計算です。
一方で持ち家の場合、3,000万円の物件を頭金300万円、残り2,700万円を35年ローン(金利1.5%)で購入するとなると、月々の返済額は約8.3万円です。
35年間の総返済額は約3,500万円となり、頭金と合わせて3,800万円が住宅取得費用となります。
この概算をもとに賃貸と持ち家にかかる生涯コストを比較すると、約2,500万円ほど購入の方が安くなるという結果になります。
持ち家は固定資産税や修繕費に注意
概算によると持ち家の方がコストを抑えられますが、固定資産税や修繕費が別途必要となる点も忘れてはなりません。
仮に固定資産税が年に10万円、修繕費が50年間で500万円とすると、1,000万円ほどプラスでかかることになります。
したがって、持ち家の総コストは約4,800万円となりますが、それでもなお賃貸よりはコストを抑えることが可能です。
しかし、修繕費はより高くなるリスクもあるため、持ち家の方が絶対にコストを抑えられるわけではない点に注意しましょう。
賃貸は家賃上昇リスクに要注意
賃貸を選ぶ場合、家賃が上がってしまうリスクも少なくありません。
近年のインフレーションも影響し、物価上昇に伴って家賃も段階的に引き上げられる恐れがあります。
仮に月額10万円の家賃が11万円、12万円と増えてしまうと、賃貸の生涯コストはさらに増加してしまうため注意が必要です。
「家を購入する場合、住宅ローンはいくらになるのか知りたい」という方は、こちらの記事もごらんください。
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【比較】賃貸と持ち家のメリット・デメリット

賃貸と持ち家にはそれぞれのメリットとデメリットがあるため、詳しく比較していきましょう。
賃貸のメリット
賃貸を選ぶ場合、次のようなメリットがあります。
- 初期費用を抑えられる
- 大規模な修繕費用や固定資産税の負担がない
- 設備の故障や修繕はオーナー負担となる場合が多い
- ライフスタイルの変化に応じて住み替えやすい
賃貸であれば、将来的な住まいのダウンサイジングやアップグレードも容易に行えます。
お子さまの独立、高齢期の住み替えなど、家族構成の変化に合わせて最適な間取りや立地を選び直せるのは大きなメリットです。
賃貸のデメリット
賃貸物件に暮らし続ける場合、次のようなデメリットもあります。
- 家賃を払い続けても資産として残らない
- 更新料(地域により家賃1〜2ヶ月分)が定期的に発生する
- 高齢になると借りにくくなる可能性がある
- リフォームや改装の自由度が低い
- 家賃上昇のリスクがある
- 長期的には費用が積み上がりやすい
賃貸では、壁紙や間取りの変更といった自分好みの家づくりに制約が生じます。
また、長期間同じ物件に住み続けても所有権は得られません。
老後に家賃負担が続くため、年金生活では経済的な不安要素ともなりうる点に注意が必要です。
持ち家のメリット
持ち家の場合、次のようなメリットがあります。
- 住宅ローン完済後は自分の資産になる
- 住空間を自由にカスタマイズできる
- 老後の住まいが確保できる安心感がある
- 長期的には総費用が賃貸より抑えられる可能性が高い
持ち家は、資産としてお子さまやご家族に残すことができるのが大きなメリットです。
また、住宅ローン完済後は住居費が大幅に減少し、老後の生活設計が立てやすくなります。
リフォームや増築の自由度が高く、ライフステージに合わせて住環境を改善しやすいのも助かるポイントです。
持ち家のデメリット
持ち家を選ぶ場合、次のようなデメリットもあります。
- 初期費用が高額(頭金、諸費用など)
- 簡単に住み替えができない
- 固定資産税や修繕費などの維持費が継続的に発生する
- 金利上昇や不動産価格下落のリスクがある
- 設備の故障や修繕は自己負担となる
持ち家では、給湯器やエアコンの交換、外壁や屋根の補修など、数十万円から数百万円単位の出費が突発的に発生する恐れがあります。
地震や台風などの自然災害時の修繕費用も自己負担となるため、火災保険や地震保険への加入が欠かせません。
さらに、売却や賃貸に出す場合も希望通りの価格にならない恐れがあるほか、仮に空き家になった場合でも、固定資産税や管理費の支払いは続く点に注意が必要です。
家を建てる費用をできる限り抑えたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
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賃貸・持ち家はそれぞれどのような人におすすめか

賃貸・持ち家のどちらを選ぶべきなのかは、それぞれのライフスタイルなどによって大きく異なります。
ここからは、それぞれどのような人におすすめなのかまとめて紹介します。
賃貸がおすすめの人
次の特徴に当てはまる場合、持ち家よりも賃貸が向いています。
- 転勤や転職が多い人:勤務地の変更に柔軟に対応でき、引っ越しの自由度が高いため
- ライフステージの変化が予想される人:結婚・出産・子どもの成長など、家族構成の変化に応じて住環境を変えやすいため
- 初期費用を抑えたい人:住宅購入時の頭金が不要で、初期投資が少なくて済むため
- 維持管理の負担を避けたい人:修繕費用は大家負担のケースが多いため、突発的な出費のリスクが低いため
住環境の変化が予想される場合や、初期費用を抑えたい人の場合、持ち家よりも賃貸をおすすめします。
持ち家がおすすめの人
マイホームの購入をおすすめしたい人は、次の通りです。
- 老後の住居費負担を軽減したい人:住宅ローン完済後は住居コストが大幅に下がり、老後の安心感につながるため
- 自分好みの間取りや設備にこだわりたい人:自由にリフォームでき、ライフスタイルに合わせた空間を実現できるため
- 資産として住宅を保有したい人:購入した不動産が自分の資産となり、将来的に売却や相続も可能となるため
- 家族の安定した生活基盤を重視する人:持ち家があることで生活の安定感が生まれ、子育て環境なども計画的に整えられるため
上記のように、老後の安心感を重視したい人や、資産として家を保有したい人には、持ち家がおすすめです。
「家を持ちたいけど費用面が不安」とお悩みの場合、国や自治体の補助金を利用することで実質的な負担を軽減できる可能性があるため、利用できる制度はないか確認してみましょう。
まとめ
賃貸と持ち家のどちらが得かは、ライフスタイルや将来設計によって異なります。
50年間の生涯コストを比較すると持ち家の方が経済的ですが、柔軟な住み替えを重視するなら賃貸のメリットも少なくありません。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解し、自分に合った選択をしましょう。
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