注文住宅の土地+建物の価格バランスの考え方|土地代込み3,000~4,000万円のシミュレーション例
注文住宅を建てるとき、土地と建物の価格バランスについて悩む方が多いようです。
土地と建物どちらに費用をかけるべきかは、都市部や郊外などの地域性、ライフスタイルや理想の注文住宅像によって変わります。
そこでこの記事では、注文住宅の土地+建物の価格バランスの平均や考え方、具体的なシミュレーション例などを紹介します。
予算内で理想の注文住宅を建てるために必要な基礎知識をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
| コラムのポイント |
|---|
| ・注文住宅の価格バランスは全国平均で土地30%:建物70%が目安です。 ・都市部は土地の価格バランスが高く、郊外では建物の割合が高くなる傾向があります。 ・土地と建物の価格バランスを考えるために必要な考え方や順番についてチェックしておきましょう。 |
目次
家づくりで悩む「土地と建物の予算配分」

注文住宅を検討する際、土地と建物、どちらにどれくらい予算をかけるべきかは重要な問題です。
公共交通機関のアクセスや生活利便性を優先すると土地代が高くなり、建物にかけられる予算が限られてしまいます。
一方で、建物にこだわりすぎると、土地にかけられる費用が限られて通勤や買い物に不便な立地を選ばざるを得ないことも。
土地と建物の理想的な価格バランスは、注文住宅を建てる土地や予算などさまざまな条件で変わります。
予算内で満足度が高い注文住宅を建てるために、土地と建物の費用配分の目安や考え方について一つずつチェックしていきましょう。
土地・建物の費用バランスの目安

まずは土地+建物の費用バランスの目安についてご紹介します。
住宅金融支援機構のフラット35を利用して、土地付注文住宅を建てた方のデータを参考にしてみます。
| 地域 | 建設費 | 土地取得費 | 建物と土地のバランス(%) |
| 全国 | 3,512.0万円 | 1,495.1万円 | 70.1 : 29.9 |
| 三大都市圏 | 3,479.5万円 | 1,941.5万円 | 64.2 : 35.8 |
| 首都圏 | 3,505.6万円 | 2,285.0万円 | 60.5 : 39.5 |
| 近畿圏 | 3,366.7万円 | 1,826.0万円 | 64.8 : 35.2 |
| 東海圏 | 3,615.7万円 | 1,359.8万円 | 72.7 : 27.3 |
| その他地域 | 3,549.1万円 | 985.0万円 | 78.3 : 21.7 |
全国平均では、注文住宅の費用バランスは建物70%、土地30%が目安です。
ただし、東京・大阪・愛知などを含む3大都市圏は、全国平均より土地の費用バランスが高い傾向があります。
土地相場が高い大都市や駅前などのエリアでは、土地取得費用の割合が高くなるようです。
このように、注文住宅の土地と建物の価格バランスは、予算や家を建てるエリアに合わせて調整することが大切です。
土地代込み3,000~4,000万円のシミュレーション例

実際に注文住宅を建てる際の土地建物の価格バランスについて、土地代込み3,000~4,000万円でシミュレーションしてみます。
土地代込み3,000万円のシミュレーション例
土地代込み3,000万円の注文住宅について、全国平均の価格バランス土地30%:建物70%に当てはめるとそれぞれの予算は下記のようになります。
- 土地価格:900万円
- 建物価格:2,100万円
土地代込み3,000万円の予算だと、土地にかけられる予算は900万円が目安です。
先ほどのフラット35利用者調査だと、土地取得費の全国平均は1,495.1万円だったので、リーズナブルな土地を見つける必要があります。
東京や大阪などの地価相場が高い都市部では、土地代込み3,000万円で注文住宅を建てるのはやや厳しいです。
建物価格2,100万円は平均より低めですが、間取りの工夫で延べ床面積を抑えたり、コストパフォーマンスが高いハウスメーカーを選んだりすれば実現可能な価格帯です。
例えばバリーズは、25坪1,800万円(税抜)〜の価格で、家具やインテリアまでセットのワンプライスの注文住宅をご提供しています。
建物の価格を抑えることはもちろん、予算に合わせた土地探しもお手伝いいたしますのでお気軽にご相談ください。
土地代込み4,000万円のシミュレーション例
予算総額4,000万円の注文住宅について、土地30%:建物70%だと配分は次のようになります。
- 土地価格:1,200万円
- 建物価格:2,800万円
先ほどの土地代込み3,000万円と比べると、土地・建物ともに選択肢が広がる価格帯です。
土地の予算1,200万円は全国平均よりやや少なめですが、建物の予算を少し削れば利便性の高いエリアも視野に入りそうです。
また、土地の資産価値や利便性を重視するなら、建物価格を2,000万円程度に抑えれば、三大都市圏のような地価相場が高いエリアのマイホームも現実的になります。
ただし、ローコストハウスメーカーなどで単純に建物価格を抑えると、実際に暮らし始めてから後悔するリスクもあるので要注意。
間取りやデザインの自由度、価格と住宅性能のバランスなどに注目して、本当の意味でコストパフォーマンスが高いハウスメーカーを選ぶのがポイントです。
〈関連コラム〉「ローコスト住宅は恥ずかしい」と後悔する理由と対策|ハウスメーカー選びがポイント
土地・建物の価格バランスを取るための考え方

土地と建物の予算配分を考える際には、以下のポイントを押さえておくと失敗を防ぎやすくなります。
まずは総額予算を決める
土地と建物の価格バランスを考える前に、まずは貯蓄や住宅ローンの返済などを踏まえて総額予算を決めることが大切です。
総額予算を決めずに土地探しや建物のプランづくりを進めると、予算オーバーしてしまう可能性が高くなります。
例えば、予算が明確でないまま土地を先に選んでしまうと、建物づくりでお金が足りなくなってしまう可能性があります。
注文住宅の予算総額を決める際は、貯蓄から捻出できる頭金や、住宅ローンの返済額などを軸に考えるのが分かりやすいです。
※注文住宅予算総額の考え方
- 貯蓄と頭金のバランス:半年間の生活費を確保できる金額を考える
- 住宅ローン返済額:年収の20~25%以下に抑えるのが理想的
まずは「いくらで注文住宅を建てたいのか」明確にしてから、具体的に土地と建物の価格バランスを考えていきましょう。
こちらのコラムで注文住宅の予算の考え方について詳しく解説しています。
〈関連コラム〉住宅ローンみんないくら払ってる?平均額や無理のない返済計画の立て方とは
〈関連コラム〉年収別に見るマイホーム購入額|年収の何倍が目安か、費用を抑えるコツも解説
理想のライフスタイルや重視するポイントを明確にする
土地と建物の価格バランスを考えるには、新しいマイホームで実現したいライフスタイルや重視するポイントを明確にすることも大切です。
- 通勤通学の利便性を重視したい
- 買い物スポットが多い場所に住みたい
- 日当たりや眺望を重視する
- 広めの土地でドッグランやガーデニングを楽しみたい
- 趣味や在宅ワークのスペースをつくりたい
- キッチンやお風呂のグレードにこだわりたい
例えば、通勤通学や買い物などの利便性を重視するなら、土地の予算を多めにしてエリアの選択肢を広げると満足度を高めやすくなります。
建物の延床面積や間取り、設備や性能にこだわるなら、郊外で土地の予算を抑えて建築費用を充実させるのが理想的です。
ご家族で話し合いの時間をつくり、要望をリストアップして優先順位をつけてから土地と建物の価格バランスを考えましょう。
土地探しと建物プランを同時進行する
土地と建物の理想的な価格バランスを考えるためには、両方を同時進行することが大切です。
土地探しだけを先行して購入してしまうと、後で建物の費用が足りなくなり予算オーバーするリスクがあります。
敷地面積や状況によって建てられる注文住宅や建物費用は変わりますので、土地探しとプランづくりを同時進行して予算総額を把握することが大切なのです。
なるべく、土地探しから相談できるハウスメーカーを選んで、あらかじめ決めておいた総額予算の中でバランスを考えるのがおすすめです。
まとめ
土地と建物の価格バランスは、土地30%:建物70%が目安ですが、実際はさまざまな要素で変動します。
全国平均のデータを1つの目安にしつつ、ご自身のライフスタイルや要望を整理して理想的なバランスを考えましょう。
また、注文住宅は完成した後に家具やインテリアの購入費用もかかりますので、予算オーバーにも要注意。
例えばバリーズの注文住宅は、家具やインテリアも含めたワンプライス制で費用が分かりやすく、土地と建物の価格バランスも考えやすくなっています。
土地探しからのアドバイスもいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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