頭金なし住宅ローンのメリット・デメリット|後悔しないための対策も紹介
住宅購入を検討している方の中には、「頭金なしで住宅ローンを組めるのか」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
近年、頭金ゼロでもローンを組める金融機関が増えており、実際に頭金なしで住宅を購入する方もめずらしくありません。
しかし、頭金なし住宅ローンにはメリットがある一方で、注意すべきデメリットやリスクもあります。
そこで本記事では、頭金なし住宅ローンの特徴や、頭金なしで後悔しないための対策も解説しました。
これからマイホームの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
| コラムのポイント |
|---|
| ・頭金なしの住宅ローンにすることで、現金を手元に残せたり、頭金を貯める時間がかからないといったメリットがあります。 ・借入総額が高くなり、金利上昇の影響を受けやすいなど、いくつかのデメリットもあるため注意しましょう。 ・住宅ローンに関するお悩みを軽減するためにも、資金計画から相談できるハウスメーカーをおすすめします。 |
目次
頭金なしで住宅ローンを組むメリット

まずは、頭金なしで住宅ローンを組む場合のメリットについて紹介します。
現金を手元に残せる
頭金なし住宅ローンの最大のメリットは、まとまった現金を手元に残しておけることです。
一般的に、頭金として物件価格の10~20%程度を用意するのが理想とされていますが、仮に3,000万円の家を購入する場合、300~600万円という多額を用意しなければなりません。
その分の現金を残しておくことで、以下のように現金を活用できます。
- 病気やケガ、失業などによって支出が変動した際に対応できる
- お子さまの進学費用など、将来的な教育費にできる
- 資産運用に回すことで収益を得る可能性がある
- 引越し費用や家具・家電の購入費用に充てることができる
現金をある程度手元に残しておきたいとお悩みの際には、頭金なしも手段の1つです。
頭金を貯める時間がかからない
頭金を貯めるには数年から十年以上の時間がかかることもめずらしくありません。
貯めるまでの間には、不動産価格が高騰して購入が難しくなってしまったり、住宅ローンの金利が上がってしまったりなど、さまざまなリスクが想定されます。
一方、頭金なしで住宅ローンを組めば、これらのリスクを回避して住宅を購入できるのがメリットです。
住宅ローン控除の効果が大きい
住宅ローン控除では、年末のローン残高に応じて所得税や住民税から一定額が控除されます。
頭金なしの場合、借入額が大きくなることで、住宅ローン控除の恩恵が大きくなるのがメリットです。
2025年現在の住宅ローン控除では、一般世帯の場合の最大控除額は409.5万円、子育て・若者夫婦世帯であれば最大控除額が455万円とされており、頭金なしで借入額が大きい場合、控除額をフルで活用できます。
ただし、控除期間は13年間(中古住宅は10年間)に制限されているため、長期的な視点をもって判断することをおすすめします。
<参照>国税庁|No.1211-1 住宅の新築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)
家賃流出を抑制できる
賃貸住宅に住んでいる場合、頭金を貯める期間中も家賃を支払い続けなければなりません。
例えば、月10万円の家賃を5年間支払った場合、600万円もの支出になります。
多額の支出でありながらも、賃貸契約のため資産として残らず、「もったいない」と感じる方が多いのではないでしょうか。
一方、頭金なしで早めに住宅を購入すれば、家賃流出を最小限にできるだけでなく、月々の支払いを住宅ローンの返済に充てることができます。
家賃の支払いではなく資産形成にお金を割きたい場合、頭金なしも選択肢の1つです。
バリーズでは、1,800万円(税抜)〜と手頃な価格でありながら、性能面も優れた家が手に入ります。
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頭金なしで住宅ローンを組むデメリット

一方で、頭金なし住宅ローンにはデメリットもあるため注意が必要です。
住宅ローンの審査が厳しくなる
頭金なしでローンを組む場合、金融機関にとってはリスクが高くなります。
そのため、審査基準が厳しくなる傾向にあり、返済負担率や信用情報、勤続年数などを、より厳格に審査される恐れがあります。
頭金ありより審査に時間がかかるケースも多く、ローンを組めない場合もあるため注意しましょう。
借入総額と月々の返済額が大きくなる
頭金なしとなると、購入価格のほとんどを借り入れることになり、借入総額は大きくなります。
借入総額が大きくなることで、住宅ローン控除の恩恵が大きくなるのはメリットである一方、毎月の返済額も増える点はデメリットです。
例えば、3,000万円で物件を購入した場合、金利が1%、返済期間35年と仮定すると、次のような違いが生じます。
| 項目 | 頭金300万円 | 頭金なし |
| 月々の返済額 | 約7.6万円 | 約8.5万円 |
| 総返済額 | 約3,200万円 | 約3,600万円 |
月々9,000円ほど、総額にして400万円ほどの差が開くため、家計への負担について慎重に判断する必要があります。
金利が高く設定される恐れがある
頭金なしで住宅ローンを組む場合、金融機関にとってリスクが高いため、通常よりも高い金利が設定される恐れがあります。
0.1%上がるだけでも総返済額は大きく変わり、数十万円以上が増化するため、金利負担を最小限にしたい場合は注意しましょう。
金利上昇時のリスクが大きい
頭金なし・変動金利で借り入れた場合、借入額が大きいため、金利上昇時のリスクも大きくなってしまいます。
現段階においては低金利状態となっていますが、今後も続くとは限りません。
経済情勢によっては急激に上昇する恐れもあるので、返済額が増化し、家計に取って大きな負担となるケースも想定する必要があります。
頭金なし住宅ローンのリスクを抑える方法

頭金なしで住宅ローンを組むデメリットやリスクを理解したうえで、これらを軽減するための対策について確認していきましょう。
積極的に繰り上げ返済を活用する
頭金なしで住宅ローンを組んだ場合でも、資金に余裕ができた際には、積極的に繰り上げ返済を活用しましょう。
繰上げ返済を行うことで、借入残高・総返済額を削減できます。
ちなみに、繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つの方法があり、目的に応じて適したものを選ぶ必要があります。
返済額は変えずに返済期間を短くする期間短縮方は、利息を削減したい場合におすすめです。
一方、返済期間は変えずに毎月の返済額を減らす返済額軽減型は、家計への負担を抑えたい場合に効果的といえます。
繰上げ返済を行う際には、家計の状況やライフプランに合わせて選択しましょう。
固定金利を検討する
借入額が大きい場合、金利変動リスクを避けるために固定金利を選択するのもおすすめです。
固定金利の場合、金利上昇のリスクがないため、毎月の返済額が変わらず、資金計画を立てやすいと考えられます。
しかし、変動金利よりも金利が高く設定されていることが多いので、金利変動のリスクを考慮しつつ、慎重に判断しましょう。
複数の金融機関で条件を比較する
頭金なし住宅ローンを検討する際は、複数の金融機関で条件を比較しましょう。
金利水準をはじめ、融資手数料や繰上げ返済手数料はいくらか、審査基準は何か、付帯サービスの内容などを比較し、ご家庭の要望や状況に合ったサービスを選ぶことが重要です。
「どの住宅ローンを選ぶべきかわからない」とお困りの際には、プロに相談することをおすすめします。
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返済可能額をベースに借入額を決める
借入可能額をベースにローンを組むのではなく、無理なく返済できる金額をベースにローンを組むことで、家計への負担を軽減しましょう。
お子さまの教育費、ご両親の介護費などのライフイベントに関する費用、事故やケガといった万が一の備えに充てる資金など、今後発生する支出・収入の変化をふまえた場合、借入可能額の限度まで借りることはおすすめできません。
年収の25%程度、より余裕を持たせたい場合には20%程度の年間返済額として、ローン返済で首が回らなくなるリスクを抑えましょう。
まとめ
頭金なしで住宅ローンを組む場合、頭金を貯める必要がなく、購入したいタイミングでマイホームが手に入ります。
しかし、住宅ローンの審査が厳しくなったり、借入総額が高く金利上昇の影響が強まるなど、デメリットもあるため注意が必要です。
マイホームに関するお金についてお困りの際には、資金計画から相談できるハウスメーカーを選び、家づくりだけでなくお金に関してもサポートしてもらいましょう。
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