断熱等級5は寒いor十分?4・6との違いと選ぶ際の考え方を解説

断熱等級5の家

新築住宅を購入したり、注文住宅を建てたりする際、どの断熱等級を選べば良いのか迷う方が多いです。

断熱性能は目に見えず数字だけでは差が分かりにくく、断熱等級も4~7まであるため比較検討は難しいです。

そこでこの記事では、最低基準より1つ上の断熱等級5について詳しく解説します。

断熱等級5で寒いと感じるのか、または十分暖かい家を建てられるのかなど、住まいづくりで気になる点を掘り下げます。

断熱等級5のメリット・デメリットを理解し、地域や予算に応じて自分にとって最適な断熱等級を判断するための情報を分かりやすくまとめました。

光熱費を抑え、快適なマイホームを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

コラムのポイント
・断熱等級5は2022年に新設され、2030年度以降の最低基準となる予定です。
・建てる地域や気密性、暖房計画など、断熱等級5で寒いと感じるケースや対策について覚えておきましょう。
・これからマイホームを購入・新築する場合は、最低でも断熱等級5以上を選ぶのがおすすめです。

断熱等級の基礎知識をチェック

断熱等級5の新築現場

断熱等級5について詳しく掘り下げる前に、まずは断熱等級の基本的な仕組みについて把握しておきましょう。

断熱等級=国が定めた住宅の断熱性能の指標

断熱等級とは「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」の制定とともに設けられた、住宅の断熱性能の指標のことです。

正式名称は「断熱等性能等級」で1~7の等級があり、数字が大きくなるほど断熱性能の高い家になります。

断熱等性能等級内容
等級7HEAT20 G3と同水準
等級6HEAT20 G2と同水準
等級5ZEHと同水準。2030年度からの最低基準。
等級42025年4月からの最低基準。

2025年4月からは、すべての住宅が断熱等級4以上を満たすことが義務付けられています。

断熱等級5は最低基準より1つ上の性能で、ZEH(Net Zero Energy House)と同水準です。

2030年度以降に新築される住宅は、すべて断熱等級5以上を満たすことが義務付けられる予定です。

断熱等級4と5の違い

断熱等級4と5の違いについて詳しくチェックしてみましょう。

断熱等性能等級導入年UA値(東京・大阪など地域区分6)
等級41999年 次世代省エネ基準0.87
等級52022年 ZEH水準0.6

断熱等級4は1999年に導入された次世代省エネ基準で、2025年4月からすべての新築住宅で義務化されました。

2022年までは断熱等級4が最高等級でしたが、脱炭素への取り組みの重要性が世界中で高まったことで、断熱等級5が新設されたのです。

住宅の断熱性能を示すUA値(外皮平均熱貫流率)は数値が小さい方が熱損失が少なく、高性能な家になります。

断熱等級4より等級5の方が厳しい基準が設けられていて、光熱費の削減や快適性の向上などが期待できます。

数字で見ると違いが分かりにくいですが、断熱等級4は1999年に導入された古い基準、断熱等級5は23年後の2022年につくられた新しい基準ということです。

断熱等級5と6の違い

続いて、断熱等級5と6の違いについてまとめてみましょう。

断熱等性能等級導入年UA値(東京・大阪など地域区分6)
等級52022年4月 ZEH水準0.6
等級62022年10月 HEAT20 G2と同水準0.46

断熱等級6は等級5の半年後に導入された基準です。

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、ZEH水準以上の断熱性能の評価が必要になり断熱等級6が新設されました。

断熱等級6は「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の性能基準HEAT20 G2と同等で、冬季でも室温がおおむね13~15度を下回らない断熱性能です。

その分断熱等級5よりUA値の基準が高く、等級6にするためにはさらに高性能な断熱材や窓などを使う必要があります。

断熱等級5は寒い、それとも十分なのか

断熱等級5の家のリビング

断熱性能は目に見えないため、断熱等級5で十分なのか、寒さを感じる可能性があるのか気になる方が多いです。

結論からお伝えすると、断熱等級5で寒いと感じる、または十分と感じるかはケースバイケースです。

それぞれのケースについて詳しく解説していきます。

寒いと感じるケース

断熱等級5は2030年からの最低ラインであるZEH水準を満たす性能を持っていますが、さまざまな理由で寒いと感じる可能性も考えられます。

  • 寒冷地では断熱性能が不足する可能性がある

北海道や東北などの寒冷地では外気温が平均より低いため、断熱等級5でも室内が寒いと感じる可能性があります。外気からの影響が高いため、窓の周辺だけ室温が下がるなど温度差が生まれて寒さを感じるケースも。

  • 窓や住まい全体の気密性が低い

断熱性能を高めても、窓からの熱損失や施工の隙間による空気漏れがあると、室内の暖かさが逃げて寒さを感じる可能性があります。

  • 暖房計画が不十分で部屋が温まらない

エアコンや暖房器具の配置・能力が適切でないと、暖気が家全体に行き渡らず寒さを感じることがあります。

特に吹き抜けや勾配天井などの間取りでは、温かい空気が上部に溜まり足元が冷えて寒いケースが多いです。

上記のような寒さの原因に対策するには、地域性を考慮し、断熱性能だけでなく気密性や暖房計画などを含めて総合的な提案ができるハウスメーカーを選ぶことが大切です。

バリーズは断熱等級5以上を標準仕様として、夏は涼しく冬はあたたかい、一年中快適な住まいをご提案しています。

断熱等級5以上であたたかく過ごせるマイホームを建てるなら、ぜひバリーズにご相談ください。

十分と感じるケース

前述したような寒さを感じる原因にしっかり対策すれば、断熱等級5の家でも十分あたたかいと感じて快適に暮らせる可能性があります。

断熱等級5は最低基準の4よりUA値が低く、関東や関西などの温暖地では十分快適な室内環境をつくれるケースが多いです。

また、外気の影響を受けやすい窓の断熱性能や気密性を強化し、部屋全体に暖気が行きわたるような暖房計画を立てれば、寒さを感じるリスクを軽減できます。

予算があれば上位等級の断熱等級6~7を選ぶのが理想的ですが、間取りや設備などほかの部分とどちらを優先するのか考えることが重要になります。

最低でも断熱等級5以上を選ぶのがおすすめ

断熱等級5の家のリビング

これからマイホームを購入・建築する場合は、2030年度からの最低基準となる断熱等級5以上を選ぶのがおすすめです。

2029年度までは断熱等級4の家も建てることができますが、今から数年後に等級5が最低基準になると時代遅れの性能になってしまいます。

また、前述したように断熱等級4は1999年に導入された古い基準であり、現時点でも寒さや光熱費の無駄などを感じて後悔するリスクも高いです。

断熱等級4なら建材のグレードを落としてコストダウンできる可能性はありますが、マイホームは数十年単位で暮らす大切な場所ですから、安易に費用を削るべきところではありません。

一次的にコストダウンできたとしても、断熱等級5との光熱費の差額が数十年単位で積み重なると、トータルでは損になってしまう可能性も考えられます。

また、2030年度から断熱等級5がスタンダードになると、等級4の家は資産価値が下がり、住み替えに伴う売却などの際に不利になるリスクも。

ただし、最低基準より1ランク上の断熱等級5を選ぶ場合、差額による予算オーバーも気になるところです。

断熱等級5を満たすためには高性能な断熱材や窓を採用する必要があり、建築費用は等級4より増加します。

建築費用の増加による予算オーバーを防ぐためには、断熱等級5が標準仕様のハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。

標準仕様で断熱等級5が採用されているハウスメーカーなら、オプションの選択で見積もり金額が増えて予算オーバーするリスクがありません。

例えばバリーズでは、ZEH水準の断熱等級5の家を25坪1,800万円(税抜) ~の手頃な価格でご提供しています。

設備や建材の大量仕入れ、シンプルなデザインや間取りの規格化などの工夫でコストカットし、断熱性能と価格のバランスを取っています。

また、性能だけでなく家具込みの価格でプロのインテリアコーディネーターがおしゃれなマイホームをご提案するのもバリーズの特徴です。

性能と価格のバランスが取れたコストパフォーマンスの高い家を建てるなら、ぜひバリーズにご相談ください。

まとめ

断熱等級5は2030年からのスタンダードとなるため、これからマイホームを取得する際の事実上の最低基準となっていくことが予想されます。

ただし、断熱等級5で十分と感じるか、寒いと感じるかはケースバイケースなので、住まいづくりのプロに相談するのがおすすめです。

バリーズはすべての家で断熱等級5以上に対応し、お客様のライフスタイルやご要望に合わせてマイホームづくりをトータルコーディネートいたします。

ぜひお気軽にご相談ください。

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