20代でマイホームは後悔する?購入を後悔してしまう理由と対策とは
土地の価格高騰、将来的な資産形成などをふまえて、20代のうちにマイホームを検討される方は少なくありません。
しかし、「20代でマイホームを購入するのは早すぎないか」「購入してから後悔しないか」と不安に思う方が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、20代でマイホームを購入して後悔してしまう理由と、後悔しないための対策について解説します。
| コラムのポイント |
|---|
| ・20代であっても、マイホームを購入するのが早すぎるわけではありません。 ・ローンの借入限度額まで借りない、貯金をある程度残しておくなど、万が一の事態に備える必要があります。 ・資金計画から相談できるハウスメーカーを選ぶことで、費用についてお悩みがある場合も安心して依頼できます。 |
目次
20代でマイホームを購入するのは早すぎるのか

「20代でマイホームを購入するのは早すぎるのではないか」と不安に思う方は少なくありません。
それでは、新築住宅を購入する人の平均年齢を確認してみましょう。
国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査」によれば、新築の注文住宅を購入した人の平均年齢と、年齢別の割合は次の通りです。
- 新築の注文住宅を購入した人の平均年齢:40.9歳
- 30歳未満:12.7%
- 30代:44.8%
- 40代:23.3%
- 50代:8.2%
- 60代以上:11.0%
上記の通り、新築の注文住宅を購入する年齢層は意外にも若く、30代が40%以上を占めています。
30歳未満の割合は12.7%となっており、決して多いと言える数字ではありませんが、若くしてマイホームを購入する方は一定数みられます。
20代でマイホームを購入すると後悔する理由

20代でマイホームを購入する場合、後悔する理由としてよくあげられるのが次の5つです。
住宅ローンの返済に苦労する
20代でマイホームを購入した場合、30代、40代よりも収入が少ない状態で購入するケースが多く、将来の収入増を期待してローンを組むことも少なくありません。
しかし、想定していた通りに昇給しなかったり、怪我や病気、出産などで収入が減るなど、予想外の出来事で返済が難しくなる場合があります。
収入が増えると見込んで無理な金額を借りてしまった結果、住宅ローンの返済で生活費が圧迫され、後悔してしまうと考えられます。
税金や維持費が負担になる
マイホームにかかる費用は、建築費だけではありません。
固定資産税や火災保険料、定期的な修繕・リフォーム費用など、さまざまなランニングコストが発生します。
20代の場合、30代以上と比較すると貯蓄が少ない傾向にあるため、マイホームに関する支出が大きな負担となり、後悔するケースも見受けられます。
家族構成やライフスタイルの変化に対応できない
20代でマイホームを購入した場合、家族構成やその後のライフプランが定まっていないケースも少なくありません。
その場合、出産や親との同居などの変化が生じた際に、「部屋数が足りない」「今のライフスタイルに合わない」と後悔してしまう恐れがあります。
価格を優先したため間取りやレイアウトへ不満がある
20代でマイホームを建てる場合、30代以上よりも収入面での余裕が少ない傾向にあるため、どうしても価格を優先して家を選びがちです。
その結果、「日当たりが悪い」「収納が少ない」「水回りの動線が悪い」など、間取りやレイアウトに不安がある家となってしまい、暮らしにくさを感じて後悔してしまうケースもみられます。
通勤・通学が予想以上に不便だった
マイホームの購入費を抑えるために、土地価格が安いエリアに建ててしまった結果、職場や学校までのアクセスが悪く、毎日の負担になってしまうケースも少なくありません。
住み始めた頃は「慣れれば問題ない」と思っていても、次第にストレスが重なり、「マイホームを建てるんじゃなかった」と後悔してしまう場合があります。
20代でマイホームを購入するメリット

20代のうちにマイホームを購入する場合、ローン返済や税金の負担などを理由に後悔するケースも見られますが、20代で購入するからこそのメリットも少なくありません。
住宅ローンの返済期間を最大限に活用できる
20代でマイホームを購入することによって、住宅ローンの返済期間を最大限に活用できます。
35年、40年と長めに設定できることで、毎月の負担をできる限り減らすことができ、家計への影響を軽減できるのは大きなメリットです。
毎月のローン返済額を少しでも抑えたい場合、20代での購入は大きなメリットがあるといえます。
定年前にローンを完済できる
20代でローンを組んだ場合、定年前にローンを完済しやすくなるため、老後の負担を軽減できます。
安心して老後を迎えたい方、定年退職後の収入減少に備えたい方は、20代でのマイホーム購入はおすすめの選択肢です。
家賃にかかるコストを抑えられる
20代でマイホームを購入することによって、賃貸住宅の家賃にかかるコストを抑えられます。
賃貸住宅にかかる家賃は、住宅ローンの返済とは異なり、将来的に自分の資産とはなりません。
あくまでも賃貸契約のため、家賃の支払いは単なる支出にしかならず、家計への負担となってしまいます。
しかし、できるだけ早いタイミングでマイホームを購入できれば、自分の資産への支払いとなります。
将来の資産形成がしやすい
20代でマイホームを購入した場合、自分の資産を若くして持つことができます。
将来的に売却・賃貸に出すこともできるほか、もしも住まなくなった場合、駐車場経営やアパート経営などで土地を活用することも可能です。
若いうちから資産形成を進めておきたいとお考えの場合、20代でのマイホーム購入をおすすめします。
バリーズでは、プロのインテリアコーディネーターが内装やインテリアをプランニングした、ワンプライス制の家を提供しています。
1,800万円〜の住宅ラインナップが気になる方は、こちらからご確認ください。
20代でのマイホーム購入で後悔しないための5つの対策

20代でマイホームを購入した際、「ローン返済が負担になっている」「間取りが暮らしにくい」などと後悔しないためには、次の5つの対策を押さえておきましょう。
ローンの借入限度額まで借りない
毎月のローン返済の負担を抑えるためにも、ローンの借入限度額いっぱいまで借りないように注意しましょう。
限度額いっぱいまで借り入れてしまうと、毎月の返済額が増え、生活費への負担が大きくなってしまいます。
また、家族構成が変化したり、急な収入減があった場合に、返済が滞ってしまうリスクも少なくありません。
住宅ローンの借りすぎには注意し、余裕をもった返済計画を立てることで、マイホーム購入後の後悔を防ぎましょう。
ちなみに、無理なく返済できる金額の目安は、返済負担率(年収における年間ローン返済額の割合)が20%程度までとされています。
年収500万円であれば20%は100万円、毎月の返済額でみると約8万3,000円までであれば、無理なく返済できる範囲です。
貯金を残しておく
マイホームを購入する際、頭金や家具の購入、その他諸費用などで貯金を使い切ってしまうと、病気や事故、退職などで収入が減った際に、家計が崩れやすくなってしまいます。
生活費を十分に確保し、住宅のメンテナンス費用も用意できるように、ある程度の貯金は残しておくと安心です。
将来のライフプランを見据えた視点で検討する
20代でマイホームを購入する場合、結婚や出産、転職、転勤など、さまざまなライフイベントが待ち構えています。
そのため、将来起こりうる家族構成の変化、収入の変化などを長期的に見据えた上で、間取りやレイアウトを考慮しましょう。
「暮らしにくい」「部屋数が足りない」と後悔するのを防ぐために、可変性のある間取りを取り入れるなど、柔軟性を持たせておくことが重要です。
資金計画から相談できるハウスメーカーを選ぶ
20代でマイホームを建てる場合、資金面に関する疑問や悩みが多いため、資金計画から相談できるハウスメーカーを選びましょう。
単に家を提供するだけでなく、資金計画やローン、補助金申請に関するサポートまで任せることができれば、はじめての家づくりでも心配いりません。
バリーズでは、無理のない資金計画を提案するだけでなく、住宅ローンアドバイザーによる相談対応や、補助金の申請についてもフォローしています。
バリーズの家づくりに関して気になる方は、こちらもごらんください。
価格だけでなくデザインや性能も重視する
価格ばかりを重視してマイホームを選んでしまうと、住み心地が悪かったり、デザインや性能面で納得できないなど、家づくりの失敗につながってしまいます。
デザイン性や住宅性能にもこだわって家を建てた場合、暮らしやすい家になるのはもちろん、売却する際も、資産価値を高く保てるのが大きなメリットです。
まとめ
20代でマイホームを購入した場合、住宅ローンの返済や税金、維持費が負担になるほか、家族構成・ライフスタイルの変化に対応できないなど、さまざまな理由で購入を後悔するケースも見られます。
しかし、住宅ローンの借りすぎに注意するほか、ライフプランを見据えた上で購入したり、資金計画から相談できるハウスメーカーを選ぶことで、後悔するリスクを抑えることも可能です。
バリーズでは、土地探しや資金計画、補助金申請などもトータルにサポートするほか、住宅や家具、生活雑貨、インテリアコーディネート代なども含んだワンプライスの家を、1,800万円から提供しています。
「住宅ローンの負担を抑えながら、おしゃれで快適なマイホームを建てたい」とお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
来場のご希望やイベントへのご質問など、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

