新築一戸建てのインテリアの決め方|おしゃれなインテリアコーディネートの実例付きで解説

新築を建てる際、重要となるのが内装やインテリアです。
「マイホームを建てるからにはおしゃれな内装・インテリアにしたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、新築の内装・インテリアでよくある失敗や、新築のインテリアの決め方を解説します。
おしゃれなインテリアコーディネートの実例もあわせて紹介するので、ぜひ参考になさってください。
コラムのポイント |
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・新築の内装やインテリアを決める際には、統一感を出しながらアクセントを加えることが重要です。 ・プロのインテリアコーディネーターに相談し、具体的なプランへと落とし込んでもらうことも効果的です。 ・おしゃれな新築を建てたい方には、内装やインテリアコーディネート付きの家をおすすめします。 |
新築の内装・インテリアでよくある失敗

はじめに、新築の内装やインテリアでよくある失敗を紹介します。
統一感がなく、まとまりのないインテリアになってしまう
バランスを考慮せず、気に入ったアイテムを少しずつ購入してしまうと、部屋全体のインテリアにまとまりがなくなってしまう場合があります。
例えば、同じような色味で揃えていたとしても、素材やテイストが異なる場合は、空間が雑多に感じられてしまうため注意が必要です。
一方、さまざまな色を多用してしまった場合は、情報量が増えて落ち着かない部屋になったり、狭く感じることもあります。
部屋の大きさに合わない家具を選んでしまう
「おしゃれなインテリアを揃えたい」と購入してみても、いざ部屋に配置してみると、大きさが合わずしっくりこない場合があります。
部屋の広さに対して大きすぎる家具を配置してしまうと、おしゃれなデザインよりも圧迫感が目立ち、窮屈に感じる恐れがあるため注意しましょう。
広い家具売り場で見るより、家の中で見た方が大きく感じることもあるため、ミスのないように部屋の寸法を把握しておくことが重要です。
壁紙の色がサンプルやカタログで見たイメージと異なる
サンプルやカタログで壁紙を選んだ場合、いざ壁一面に張ってみるとイメージが大きく異なることがあります。
柄のないシンプルなものは失敗するリスクが少ないですが、柄が大きな壁紙の場合、壁一面に広げると印象が変わることがあるためです。
「派手すぎる」「部屋の雰囲気から若干ずれてしまう」などと後悔するのを防ぐためには、大きめのカットサンプルを確認しておきましょう。
コンセントの数が足りず家具や家電の配置に困る
おしゃれなインテリアや家電を揃えたものの、コンセントの数が足りていない・位置が悪く届きづらいといった理由で、家具や家電の配置に困ってしまう場合があります。
キッチンやダイニング、リビングなど、それぞれの空間で必要となる数を想定しておき、コンセント不足で悩むことがないよう対策をとりましょう。
とくにリビングは、テレビやレコーダー、スピーカー、ゲーム機、照明など、電気を使用するアイテムが多いため注意してください。
また、内装工事からインテリアコーディネートまで、まとめて依頼できる業者に相談するのも効果的です。
部屋ごとにテイストを変えすぎて家全体の統一感が損なわれる
「いろいろなテイストを楽しみたい」と思われる方も多いですが、部屋ごとにテイストを変えすぎてしまうと、統一感が減って落ち着かない雰囲気になってしまいます。
ごちゃごちゃした印象となるのを防ぐには、家全体の統一感も重視しましょう。
どうしても二つのテイストを取り入れたい場合は、一階は北欧風に、二階はナチュラルになど、一階とで二階で少し印象を変える程度にとどめておくことをおすすめします。
収納スペースが足りず物が散らかってしまう
デザイン性ばかりを重視して内装やインテリアを考えてしまうと、収納スペースが足りず家が片付かない場合があります。
せっかくおしゃれにコーディネートされたお部屋でも、散らかってしまうと見た目の印象が良くありません。
また、暮らしやすさにも悪影響です。
インテリアにこだわると同時に、収納計画も十分に立てておくことをおすすめします。
デザインばかりにこだわり住みにくい家具配置・間取りになってしまう
デザインばかり重視してしまった結果、家事動線や生活動線が悪くなってしまうケースも少なくありません。
新築の満足度を高めるためには、部屋のデザイン性だけでなく、暮らしやすさが求められます。
家具のサイズや配置を十分に検討するほか、デザインと機能性のバランスを意識し、動線を確保した上で部屋をコーディネートしましょう。
新築のインテリアの決め方|失敗しないための6つのポイント

新築のインテリアを決める際、「こうすればよかった……」と失敗・後悔しないためには、次の6つのポイントを押さえておきましょう。
家族でよく話し合い、方向性を共有する
新築のインテリアを決める際には、家族みんなでよく話し合い、方向性について整理しておきましょう。
それぞれの理想を共有し、家づくりにおいて優先すべき事項を洗い出しておくことで、家族みんなが快適に過ごせる住まいとなります。
家づくりの優先順位を決めることは、予算を考慮する際にも重要となるため欠かせません。
家のテイストや全体の雰囲気を決める
家全体のテイストを決めることで、インテリアに統一感を出しましょう。
床・壁・天井など、面積が広い箇所の素材や色を決めてから、家具や照明を選ぶとスムーズです。
おしゃれな家のテイストには、主に次の6つがあげられます。
モダン
シンプルで無駄のない都会的なデザインで、白・黒・グレーなどモノトーンを基調とします。
北欧(スカンジナビアン)
白やベージュなどをベースにビタミンカラーも取り入れ、木の温もりや自然素材を多用します。
ナチュラル
自然素材や淡い色合いをベースに、飾り気がなくリラックスできる空間とします。
カフェ風
カフェのようなおしゃれでくつろぎやすい空間で、雑貨や小物、観葉植物などで雰囲気を演出します。
インダストリアル
コンクリートや金属、レンガなどの無骨な素材を活かした、機能的でクールな印象を演出します。
ヴィンテージ
古材やアンティーク家具、レトロな雑貨などを活用し、重厚感のある趣深い雰囲気に仕上げます。
たくさんの事例や写真を見てイメージを固める
理想のインテリアのイメージを固めるために、多くの事例や写真を見て参考にしてみましょう。
理想に近いデザインを見つけた場合は、家族やハウスメーカーの担当者へ共有することで、コーディネートする際に役立ちます。
配色(色のバランス)を考える
インテリアの配色は「ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%」のバランスを考慮しましょう。
色を統一しすぎるのではなく、アクセントとなる色も取り入れることで、空間が引き締まり、単調な印象になるのを防止できます。
何色をベースにするのかは、モダンや北欧風など家のテイストをもとに決めましょう。
明るさとデザインを両立させた照明計画を立てる
おしゃれな空間にするには、照明計画を慎重に立てることが重要です。
照明は、単に部屋を明るくするアイテムではありません。
居心地の良さやインテリアの印象まで左右するため、光の色や明るさにはこだわり、デザイン性と実用性を両立させましょう。
照明器具自体のデザインも、部屋のテイストにあったものを選ぶことをおすすめします。
インテリアのプロに相談する
新築のインテリア選びに迷ったら、プロに相談するのもおすすめです。
インテリアコーディネーターに相談すれば、部屋の広さやライフスタイル、家族構成などを考慮した上で、最適な家具やレイアウトを提案してもらえます。
「おしゃれな家にしたいものの、具体的な方法がわからない」「せっかくのマイホームなので、空間作りにこだわりたい」とお悩みの場合は、プロに相談し具体的なプランへと落とし込んでもらいましょう。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート実例9選

ここからは、新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例を紹介します。
プロのインテリアコーディネーターが手がけた空間なので、ぜひ参考にしてください。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例①



北欧風のぬくもり溢れる空間に仕上げたコーディネート事例です。
白をベースにグリーンの壁紙でアクセントを取り入れ、キッチン周りにはタイルを採用しました。
ダイニングテーブルやチェアなどの家具は木製で揃えることで、北欧らしい柔らかな雰囲気を味わえます。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例②



カフェ風の雰囲気がおしゃれなコーディネート事例です。
白を基調とした空間にヴィンテージ感のある木製家具を配置し、趣のある落ち着いたお部屋へと仕上げました。
アクセントクロスも取り入れることで、空間が単調になることを防いでいます。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例③



小物や細部にまでこだわり、まるでお店のようなおしゃれな空間に仕上げた事例です。
一脚ずつバラバラなダイニングチェア、個性的なクッションソファなどで遊び心を取り入れつつ、素材感や色味を統一することでバランスの良い部屋となっています。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例④



ラグジュアリーな雰囲気漂う空間へとコーディネートした事例です。
黒・グレー・ホワイトを基調にした空間はまさにモダンで、洗練された印象を与えています。
小物使いや照明にもこだわり、生活感を感じさせないホテルライクな部屋となりました。
<コーディネート事例:STYLISH “SERENITY” MODERN>
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例⑤



英国風のお部屋にコーディネートした事例です。
テーブルクロスやラグ、クッションなどに柄物を取り入れながらも、空間全体との色味を統一することで、ごちゃごちゃとした印象になるのを防いでいます。
個性的なシャンデリアやフロアライト、おしゃれなシーリングライトなど、照明へのこだわりも魅力です。
<コーディネート事例:ENGLISH INSPIRED STYLE>
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例⑥



ナチュラルかつ明るいラテン風のお部屋をコーディネートした事例です。
グリーンを数多く取り入れることで爽やかな空間を演出し、木製家具を中心に揃えることでぬくもりもプラスしました。
オレンジのアクセントクロスが奥行きと明るさをもたらしているのもポイントです。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例⑦



洗練されたナチュラルなお部屋をコーディネートした事例です。
床やキッチン、家具にふんだんに木材を取り入れることで、自然のぬくもりあふれる優しい空間としました。
バランスよく配置されたグリーンが、ナチュラルな雰囲気をさらに引き立てています。
<コーディネート事例:SCANDINAVIA & NATURAL “SNUG LIFE”>
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例⑧



都会的でクールな空間にコーディネートした事例です。
白を基調としながら一面の壁をコンクリート打ちっぱなしとすることで、スタイリッシュな雰囲気を演出しました。
シンプルで無駄のない空間の使い方が、おしゃれなセレクトショップのような印象を感じさせます。
新築のおしゃれなインテリアコーディネート事例⑨



ナチュラルモダンな洗練された空間にコーディネートした事例です。
木材×スチールの家具をベースに揃えることで、大人で都会的な印象を演出しました。
ダイニングのペンダントライトは、おしゃれなアクセントとして効いています。
<コーディネート事例:STYLISH NATURAL STYLE>
バリーズでは、お客様専属のインテリアコーディネーターが内装からインテリアまでまとめてコーディネートいたします。
「新築を建てるからには、おしゃれなインテリアにしたい」とお悩みの方は、こちらから詳細をごらんください。
まとめ
新築一戸建ての内装やインテリアをおしゃれに仕上げるには、家のテイストを決めた上で、統一感や色のバランス、照明の使い方などにこだわりましょう。
しかし、デザインばかりを重視し、生活動線・家事動線が悪くなったり、収納が不足しないように注意が必要です。
「おしゃれにするコツはわかったものの、デザインと機能性のバランスが難しい」「おしゃれな空間にできるか不安」とお悩みの場合は、プロのインテリアコーディネーターに相談することをおすすめします。
バリーズでは、経験豊富なインテリアコーディネーターが、有名メーカー1,000社以上、数万ものアイテムから選定してコーディネートいたします。
「こんな部屋にしたい」というご希望に柔軟にお応えできるので、内装やインテリアにこだわりたい方はお気軽にご相談ください。
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