建売住宅は恥ずかしい?建売ならではのメリットから後悔しないためのポイントまで解説

コストを抑えながらもマイホームを取得するには、注文住宅よりも建売住宅がおすすめです。
しかし、「建売住宅は恥ずかしい」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、建売住宅を恥ずかしいと思ってしまう理由や、建売住宅ならではのメリット、後悔しないためのポイントまで解説します。
建売住宅以外のおすすめの選択肢も紹介するので、ぜひ参考になさってください。
コラムのポイント |
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・建売住宅を「恥ずかしい」と思う理由は、「安いイメージが強い」「外観や間取りが画一的」などさまざまです。 ・万人受けで暮らしやすい、同じ予算なら注文住宅より好立地で広いなど、建売住宅ならではのメリットもあります。 ・コストを抑えながらこだわりも反映したいなら、カスタマイズ可能なセミオーダー住宅がおすすめです。 |
建売住宅を恥ずかしいと思ってしまう理由

建売住宅を恥ずかしいと思ってしまう主な理由として、次の4点があげられます。
外観や間取りに個性がない
建売住宅は、家を規格化することでコストダウンを叶えているため、「建売だと外観がどれも同じ」というイメージを持たれがちです。
分譲地の場合、類似した家が数棟並んで建てられるケースが多いことから、その印象がより強まってしまうと考えられます。
また、外観だけでなく間取りに関しても規格化されており、注文住宅のようにライフスタイルに合った間取りにカスタマイズすることはできません。
このように、外観や間取りで個性を出しづらい点が、恥ずかしいと思われる原因の一つです。
「安っぽい」「コスト重視」と見られやすい
建売住宅は、注文住宅と比較してコストを抑えられるのが大きな特徴です。
2023年度のフラット35利用者調査では、建売住宅の所用資金が3,603万円、注文住宅は3,863万円、土地付注文住宅の場合は4,903万円となりました(※)。
建売住宅と土地付注文住宅を比べると1,300万円もの差があるため、建売住宅であれば大幅にコストダウンが可能です。
しかし、コストを抑えられるからこそ、「安いということは質が低い」というイメージを持たれる場合があります。
また、建売住宅の建材や設備は標準グレードが基本です。
カスタマイズ次第で高級建材も使用できる注文住宅と比較すると、「低品質に見えてしまうかも」と感じる方も少なくありません。
世間体や周囲の評価を気にしてしまう
「建売住宅は安い」というイメージが広く共有されていることで、世間体や周囲からの評価を気にしてしまうパターンも多く見られます。
周囲に注文住宅を建てた親族や友人がいる場合、恥ずかしさだけでなく、劣等感を抱いてしまう場合もあります。
家づくりへのこだわりや理想を反映できない
建売住宅の場合、外観や間取りまで規格化された家を購入することとなるため、家づくりの自由度は高くありません。
外壁や屋根の色をカスタマイズできるケースもありますが、注文住宅と比較すると柔軟性は低くなってしまうのが事実です。
注文住宅の自由度と比較してしまった結果、「建売住宅は恥ずかしい」と思ってしまう場合があります。
バリーズでは、注文住宅と建売住宅のメリットを取り入れた、「暮らしを買う」家づくりを提供しています。
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建売住宅ならではのメリット

建売住宅はさまざまな理由で「恥ずかしい」と思われがちですが、建売住宅ならではのメリットも少なくありません。
予算が同じなら注文住宅より広い家・良い立地を選びやすい
建売住宅の場合、土地と建物をまとめて仕入れ、規格化して施工することでコストを抑えています。
そのため、同じ予算で比較した場合、注文住宅よりも立地や広さが優れているケースが多いのが大きなメリットです。
希望通りの立地や広さを叶えるのは簡単ではありませんが、建売住宅であれば希望通りの条件が見つかる場合があります。
最近の建売住宅はデザインや設備の質も向上している
「建売住宅はどれも画一的だから安い」というイメージがあるかもしれませんが、近年はデザイン性が向上しており、洗練されたおしゃれな外観の住宅が増えています。
トイレやバスルーム、キッチンなどの水回りにも最新設備が導入されていたり、高断熱・高気密など、設備や性能が優れた建売住宅も少なくありません。
古くからあった「建売住宅は安いから低品質」のイメージは、覆りつつあるといえます。
万人向けの暮らしやすい家に設計されている
建売住宅は、規格化された住宅だからこそ万人向けに設計されているため、暮らしやすいと感じるケースも多いです。
標準的な仕様で設計がシンプルな場合が多いことから、家族構成や年齢を問わず快適に暮らせます。
人を選ばない間取りに設計されているため、強いこだわりがない場合は建売住宅がおすすめです。
建売住宅で後悔しないためのポイント

建売住宅を購入する場合、「注文住宅にしておけばよかった」と後悔しないためにも、次のポイントに注意しましょう。
価格の安さだけで選ばない
マイホームを購入する際、できる限りコストを抑えたいところですが、価格の安さだけで選ぶことはおすすめしません。
格安価格をアピールしている建売住宅の場合、住宅性能が基準の最低限、立地に問題があるなど、さまざまな不満につながる恐れがあります。
価格だけで選ぶのではなく、デザインや間取り、立地などを総合的に判断して購入しましょう。
譲れないポイントを整理しておく
建売住宅を探す際、希望通りの条件をすべて満たすことは難しいため、どの条件を優先したいのか整理しておきましょう。
「立地と日当たりは妥協できない」「収納の多さを重視したい」など、譲れないポイントを洗い出しておくことで、物件選びがスムーズになります。
実際の生活をイメージしてみる
建物住宅は実際に内覧することもできるため、間取りや家事動線、収納などを確認し、暮らしをイメージしてみましょう。
どのような生活になりそうか具体的に想像することで、住んでみてから「思っていたのと違った」と後悔するリスクを軽減できます。
価格にどこまで含まれているか確認する
建売住宅の場合、土地代や建物代が価格に含まれているのが一般的です。
しかし、外構工事や照明、カーテンレール、網戸、テレビアンテナなど、オプション扱いのものも少なくありません。
何がオプション扱いとなるのかはメーカーや製品によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
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セミオーダー住宅なら注文住宅と建売住宅のいいとこ取りが可能

「注文住宅にしようか、建売住宅にしようか悩んでいる」とお困りの場合、注文住宅と建売住宅のメリットを兼ね備えたセミオーダー住宅もおすすめです。
ここからは、セミオーダー住宅のメリットを紹介します。
コストを抑えながら希望を反映できる
セミオーダー住宅は、ハウスメーカーが用意した基本のプランをもとに、内装や設備などをカスタマイズできるのが特徴です。
建売住宅では、外観や内装などを柔軟に変えることはできません。
注文住宅はデザインや設備などを自由に選択できますが、その分コストが膨らんでしまいます。
一方でセミオーダー住宅であれば、基本的には規格化することでコストを抑えながらも、こだわりたい部分はカスタマイズし、希望を反映することができます。
家づくりの手間や時間を大幅に削減できる
セミオーダー住宅は、基本となるプランをベースに設計するため、家づくりの手間を削減できます。
注文住宅の場合、決定事項の多さが負担になったり、打ち合わせに多くの時間を取られたりと、手間が増えてしまう点が大きなデメリットです。
「忙しい中でも効率的にマイホームを建てたい」とお悩みの方には、セミオーダー住宅をおすすめします。
セミオーダー住宅のメリットについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もごらんください。
【関連記事】セミオーダー住宅とは|メリット・デメリットや後悔を防ぐコツ、ハウスメーカーの選び方まで解説
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注文住宅よりコストを抑えながらも、お客様のこだわりに応えた住まいを提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
建売住宅は、注文住宅よりもコストを抑えて購入できるため、予算が限られる場合にはおすすめの選択肢です。
しかし、柔軟にカスタマイズできず、外観や内装、設備などを好みに変えることができません。
そのため、家づくりにこだわりがある場合には、部分的にカスタマイズできるセミオーダー住宅がおすすめです。
セミオーダー住宅であれば、基本となるプランをもとに自分好みに変更し、理想の家づくりを叶えられます。
「コストを抑えながらもこだわりを反映したい」とお悩みの場合には、セミオーダー住宅を検討してみましょう。
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