住宅ローンに家具・家電の購入費用は組み込める?具体的な方法や手続きの流れを解説

マイホームを購入、または新築する際、家具や家電の購入費用を住宅ローンに組み込みたいと考える方が多いようです。
家具や家電を一式購入する場合それなりの金額になりますので、金利が低い住宅ローンに組み込めれば負担をかなり抑えられます。
そこでこの記事では、家具・家電の購入費用を住宅ローンに組み込む方法や手続きの流れを詳しく解説します。
コラムのポイント |
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・住宅ローンは住宅の取得を対象とした金融商品のため、原則的に家具や家電の購入費用を組み込むことはできません。 ・最近はオプションとして、家具や家電の購入費用まで対象となる住宅ローンも登場しています。 ・見積もりの用意や審査など、住宅ローンに家具や家電を組み込む流れをチェックしておきましょう。 |
目次
意外と負担が大きい家具・家電は住宅ローンに組み込める?

結論からお伝えすると、家具や家電の購入費用を住宅ローンに組み込めるかどうかはケースバイケースです。
本来住宅ローンとは、マンションや一戸建てなどの住宅を購入するための資金を借り入れる金融商品のことです。
対象となるのはあくまでマイホームの建物や土地であり、家具や家電は住宅の購入や新築とは関係ない費用とみなされます。
新築時にエアコンやキッチンのビルトイン食洗機などを設置する場合は建築費用の一部と認められることが多いですが、原則的にソファやテーブル、テレビや冷蔵庫などの家具家電は含まれません。
ただし、最近は家具や家電などの諸費用も対象となる住宅ローンを扱う金融機関も登場しています。
また、造作家具など建物に埋め込めば、建築費用の一部として住宅ローンに組み込めるケースも。
家具や家電の購入費用を住宅ローンに組み込めれば、一般的なショッピングローンより金利負担を抑えることができます。
次の章から、住宅ローンに家具・家電の購入費用を組み込む方法について詳しく見ていきましょう。
住宅ローンに家具・家電を組み込む方法

実際に住宅ローンに家具・家電の購入費用を組み込む方法は、大きく分けると次の3パターンです。
家具・家電も対象の金融機関を選ぶ
住宅ローンを比較検討するときは、まず家具・家電の購入費用が対象に含まれているか確認して金融機関を選びましょう。
最近は家具や家電、カーテンなどのインテリアの購入費用なども住宅ローンに含めて借り入れできる金融機関が増えています。
資金使途に家具や家電の購入費用が含まれている金融機関なら、住宅ローンに組み込める可能性が高いです。
ただし、対象となる家具や家電の種類、金額や借入条件などは金融機関によって異なります。
ホームページなどで資金使途をチェックしつつ、問い合わせて実際に家具や家電を住宅ローンに組み込めるのか確認するのが確実です。
また、家具・家電を組み込めるかだけでなく、希望金額を借り入れできるか、金利などの条件は問題ないかなどのチェックも必要です。
さまざまな視点からのチェックが必要になりますので、住まいづくりや住宅ローンに詳しいプロに相談しましょう。
造作家具や埋め込み型の家電を設置する
家具や家電を購入するのではなく、ハウスメーカーや工務店に依頼してマイホームに組み込み、建築費用の一部として住宅ローンに組み込む方法もあります。
例えば、クローゼットやチェストなどを後から購入するのではなく、造作家具として建物に埋め込む形なら住宅ローンに組み込める可能性が高いです。
家電も、ビルトイン型の食洗機や冷蔵庫などを選べば、システムキッチンとして建築費用の一部とみなされるケースが多いです。
造作家具や埋め込み型の家電は、すき間がなく地震の際に転倒するリスクがないなどメリットもあります。
ただし、一般的な家具や家電より費用が多めにかかるケースもあり、金利が低い住宅ローンを組めても、トータルでは損になってしまう可能性もあります。
元々造作家具や埋め込み型の家電を検討しているならありですが、あえて選ぶ場合はメリット・デメリットを踏まえて慎重に比較検討してください。
家具・家電込みのプランで見積もりに含める
家具付きの注文住宅など、もともと家具や家電まで込みのプランなら、購入費用が見積もりに含まれるため住宅ローンに組み込める可能性があります。
マイホームが完成した後に家具や家電を購入する場合は、見積もりに含まれないため、金融機関によっては住宅ローンに含めることができません。
しかし、家具・家電付きプランでハウスメーカーや工務店の見積もりに金額が含まれていれば、住宅ローンの審査が通る可能性が高くなります。
また、引っ越しの際に家具や家電がそろっていてすぐに生活を始めることができ、配送の手間や費用がかからないのも大きなメリットです。
例えばバリーズでは、建物本体だけでなく、家具や照明器具、インテリアコーディネートまで含まれたワンプライスの家をご提供しています。
見積もり金額に暮らしを始めるための費用が含まれているため予算オーバーを防ぎやすく、金利が低い住宅ローンをフル活用できるのがメリットです。
バリーズのワンプライスの家について詳しく知りたい方は、こちらもぜひごらんください。
住宅ローンに家具・家電を組み込む流れ

住宅ローンに家具・家電の購入費用を組み込む場合の流れを大まかにチェックしておきましょう。
実際の手続きの流れは金融機関によって異なることもありますので、基本的な流れとして覚えておいてください。
住宅と家具・家電の見積もりを取る
まずはマイホームと家具・家電の見積もりを取り、住宅ローンの希望借入金額を明確にします。
家具や家電を別で購入する場合は、金融機関に提出する見積書が必要になるケースが多いようです。
造作家具や家具付き注文住宅の場合は、マイホームの見積もりがあれば審査を受けることができます。
住宅ローン仮審査
マイホームの購入や注文住宅の建築請負契約を結ぶ前に、住宅ローンの仮審査を申し込みます。
仮審査に必要な書類は金融機関によって異なるため、前述した見積書や本人確認書類など、事前に用意しておきましょう。
契約~住宅ローン本審査
仮審査が通って住宅プランや購入予定の家具・家電なども確定したら、売買契約や建築請負契約を結びます。
契約書などの書類がそろったら、住宅ローンの本審査を申し込みます。
着工~家具・家電の購入
住宅ローンの本審査が無事通ったら、いよいよマイホームの着工となります。
家具や家電を購入するタイミングは、金融機関によって異なるため事前に確認しておきましょう。
購入後に領収書の提出などが必要になるケースもあるため、住宅ローンが実行されるまでの流れも確認しておくべきポイントです。
住宅ローンに家具・家電はどこまで組み込める?

住宅ローンに組み込める家具や家電の種類は、利用する金融機関によって異なります。
例えば、ソファやテーブル、テレビや冷蔵庫など生活必需品は対象になっても、ゲーム機やオーディオなどは住宅ローンに組み込めないケースもあります。
仮に家具や家電が対象になる住宅ローンを利用する場合でも、どこまで組み込めるのかは事前に確認しておきましょう。
まとめ
金利が低い住宅ローンに家具や家電の購入費用を組み込めれば、マイホーム取得の費用負担を抑えることができます。
家具・家電を一式買い替える場合はまとまったお金がかかるため、なるべく住宅ローンの活用を検討してみましょう。
家具付きの住宅プランは見積もりにすべての金額が含まれるため、住宅ローンに組み込む際の手間を省くことができるのでおすすめです。
バリーズの家具やインテリア費用まで含まれた「ワンプライスの家」は、住宅ローンに諸費用も組み込みたい方におすすめのプランです。
プロのコーディネーターがおしゃれな家具や内装をご提案し、家具込みの見積書を作成するため住宅ローンの審査や手続きも進めやすくなります。
家具選びの失敗を防いで、SNSで見かけるようなおしゃれなマイホームが手に入るのもメリットです。
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