【2026年最新】マイホームの費用相場はいくら?土地あり・土地なしの目安と予算オーバーを防ぐコツ
マイホームの購入は人生最大の買い物のため、「実際いくらかかるのか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2026年における最新データをもとに、マイホーム購入(土地あり・土地なし)の費用相場を解説します。
予算オーバーを防ぐための実践的なコツもご紹介するので、ぜひ参考になさってください。
| コラムのポイント |
|---|
| ・マイホーム購入の平均費用は、土地購入ありで約4,907万円、土地購入なしで約3,932万円です。 ・予算は「世帯年収の5〜7倍」「返済負担率20〜25%以内」を目安に、将来の金利変動リスクも考慮して設定しましょう。 ・費用を抑えるには、フルオーダーの注文住宅ではなく規格住宅も選択肢に入れてみましょう。 |
目次
【2026年最新】マイホームにかかる費用相場

マイホームの費用相場は、土地を買うかどうかで大きく変わります。
土地購入ありとなしについて、それぞれの相場を確認しておきましょう。
土地購入あり+新築のマイホーム費用相場
フラット35利用者調査(2024年度)によると、土地を購入して注文住宅を建てる場合、所要資金の全国平均は約5,007万円(建設費約3,512万円+土地取得費約1,495万円)です。
しかし、土地代に関しては地域によって差が大きく、首都圏とそれ以外の地域では数百万円以上の差が生じています。
| 地域 | 建設費(万円) | 土地代(万円) | |
| 全国 | 3,512.0 | 1,495.1 | |
| 三大都市圏 | 3,479.5 | 1,941.5 | |
| 首都圏 | 3,505.6 | 2,285.0 | |
| 近畿圏 | 3,366.7 | 1,826.0 | |
| 東海圏 | 3,615.7 | 1,359.8 | |
| その他地域 | 3,549.1 | 985.0 | |
〈出典〉2024年度集計表 土地付き注文住宅|住宅金融支援機構
土地購入ありの注文住宅の場合、諸費用(登記費用・ローン手数料など)として総費用の約10%がかかると見込んでおきましょう。
土地購入なし(建て替え・新築のみ)のマイホーム費用相場
すでに土地がある場合(注文住宅・建設費のみ)、フラット35利用者調査(2024年度)によると建設費の平均は約3,932万円です。
首都圏では約4,253万円と高めになる一方、その他地域では約3,742万円となっており、こちらも地域によって費用に差が生じています。
| 地域 | 建設費(万円) | |
| 全国 | 3,932.1 | |
| 三大都市圏 | 4,137.4 | |
| 首都圏 | 4,252.7 | |
| 近畿圏 | 4,118.6 | |
| 東海圏 | 3,935.5 | |
| その他地域 | 3,741.7 | |
建て替えの場合、既存建物の解体費用(一般的に100〜200万円程度)が別途かかる点も考慮しておきましょう。
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マイホーム購入にかかる費用の内訳と見落としがちなコスト

マイホームの購入にかかる費用は、本体工事費や付帯工事費、諸費用に加えて、見落としがちな家具・家電購入費にも注意が必要です。
本体工事費
本体工事費とは、建物そのものを建てるための費用で、総建築費の約70~80%を占めます。
具体的には、基礎工事・躯体工事・屋根・外壁・内装・設備工事などが含まれ、構造別の坪単価の目安は木造住宅で50〜80万円、鉄骨造で60〜90万円程度です。
ハウスメーカーや工務店のカタログなどに掲載される「坪単価」は、本体工事費のみを指すことが多く、これだけで総費用を計算すると予算が大幅に不足するため注意しましょう。
付帯工事費
付帯工事費は、建物本体以外に必要な工事費用で、総建築費の15〜20%が目安です。
地盤改良工事・給排水の引き込み工事・外構工事などの費用が含まれ、建て替えの場合は既存建物の解体費用も別途かかります。
諸費用
諸費用とは、不動産登記や住宅ローン手続きなどに関わる費用の総称です。
注文住宅の場合は10%程度が目安とされており、印紙税・登録免許税・司法書士報酬・住宅ローン手数料・不動産取得税・地震保険料などが含まれます。
諸費用の多くは現金払いが原則のため、ローンとは別に自己資金として準備しておきましょう。
家具・家電購入費
新居への入居時には、家具や家電の購入費用も想定外に大きくなりがちです。
一般的な目安として150万〜200万円前後が必要とされており、300万円以上になるケースも少なくありません。
エアコンや冷蔵庫、洗濯機、食洗機なども引っ越しを機に一新する場合、多額の出費が重なるため注意が必要です。
家具・家電の購入費用についてはこちらの記事もごらんください。
マイホームの購入予算の決め方

マイホームの購入予算の決め方は、主に次の3パターンに分けられます。
現在の住居費(月々の返済額)から算出する
現在賃貸に住んでいる場合、毎月支払っている家賃が「住宅ローンとして無理なく払える金額」の一つの目安になります。
仮に月々の家賃が10万円とすると、同程度の返済額を基準にして購入予算を導き出す方法です。
しかし、持ち家になると固定資産税や火災保険、修繕費などの費用が別途発生するため、家賃より月1〜2万円程度低めの返済額を設定することをおすすめします。
また、返済額が「家賃並み」に見える場合でも、将来の金利変動リスクもふまえて検討しましょう。
世帯年収から算出する
世帯年収から算出する場合、5〜7倍が無理のない住宅購入予算の目安とされています。
例えば年収500万円の場合、2,500~3,500万円が一つの基準です。
しかしこれはあくまでも目安であり、家族構成やライフプランなどによって変わってきます。
将来の収入変動リスクも考慮しながら、「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」を基準に考えましょう。
返済負担率から決める
返済負担率とは、年収に占める年間ローン返済額の割合のことです。
金融機関の審査では一般的に30〜35%以内が基準とされていますが、無理のない生活を維持するには20〜25%以内を目標にしましょう。
例えば、年収500万円の場合は年間返済額を96〜120万円(月8〜10万円程度)を上限の目安とすることで、生活費とのバランスが取りやすくなります。
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マイホームの購入額をできる限り抑えたい方は、こちらから詳細をご確認ください。
予算別に見るマイホームの広さ・グレードの目安

ここからは予算(土地代抜き)別にマイホームの広さや仕様のグレードについて確認していきましょう。
| 予算帯 | 延床面積の目安 | 間取り目安 | 仕様グレード |
| 1,000万円台 | 20〜30坪 | 2LDK〜3LDK | ローコスト・規格住宅 |
| 2,000万円台 | 30〜40坪 | 3LDK〜4LDK | 標準仕様・部分的にこだわり可 |
| 3,000万円台 | 35〜50坪 | 4LDK〜5LDK | 標準〜高グレード |
| 4,000万円以上 | 40坪〜 | 5LDK以上も可 | 高グレード・自由設計 |
予算帯が上がるにつれて、家の広さも仕様のグレードも大きく変わります。
1,000万円台ではコンパクトな間取りのローコスト住宅が中心ですが、2,000万円台になると30〜40坪の空間を確保でき、キッチンや内装など気になる部分にこだわりを加えることも難しくありません。
3,000万円台では、全国平均水準の高グレード仕様が標準となり、ご家族全員がゆとりを感じられる間取りが実現します。
4,000万円以上なら、素材・設備ともに妥協なく、理想の住まいを自由に設計することが可能です。
マイホームの費用を相場より安く抑えるためのポイント

マイホームの購入にかかる費用を抑えるには、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
設備や間取りの優先順位を明確にする
マイホームの費用を相場より抑えるためには、ご家族全員でこだわりたい箇所・妥協できる箇所を話し合い、優先順位を明確にすることが重要です。
設備・間取り・性能・外観など項目ごとに優先度を絞ることで、不要なオプションへの出費を防げます。
例えば、「キッチンは充実させたいが他の水回りは妥協できる」「リビングはそこまで広くなくてもいいが、バルコニーが欲しい」など、要望を整理することで予算の無駄遣いを抑えましょう。
建物の形状をシンプルにする
建物の外形や屋根の形状が複雑になるほど、材料費・施工費・工期がすべて増加するため、費用を抑えたい場合はできる限りシンプルな形状にしましょう。
凹凸のある外壁や寄棟・複合屋根は、施工の手間が増えるためコストが高くなりがちです。
一方、総二階建て(一階と二階の床面積がほぼ同じ)や切妻屋根などシンプルな形状にすることで工事費を削減できます。
補助金を活用する
マイホームの購入にかかる実質的な費用を抑えるには、住宅向けの補助金を活用してみましょう。
例えば「みらいエコ住宅2026事業」に申請すると、数十万〜百万円以上の補助金が交付されます。
| 対象世帯 | 対象住宅 | 補助額 ( )は1~4地域 |
| すべての世帯 | GX志向型住宅 | 110万円/戸(125万円/戸) |
| 子育て世帯または若者夫婦世帯 | 長期優良住宅 | 75万円/戸(80万円/戸) |
| 古家の除却を行う場合 | 95万円/戸(100万円/戸) | |
| ZEH水準住宅 | 35万円/戸(40万円/戸) | |
| 古家の除却を行う場合 | 55万円/戸(60万円/戸) |
補助金については、こちらの記事をごらんください。
フルオーダーの注文住宅ではなく「規格住宅」を選ぶ
規格住宅とは、間取りや仕様があらかじめ決まったプランから選ぶ住宅のことです。
フルオーダーの注文住宅は設計・打ち合わせにかかる人件費や設計料が高くなりがちですが、規格住宅はプランが標準化されているため設計コストを大幅に削減でき、建築費用を相場より安く抑えられるケースが多いとされています。
住宅の品質や暮らしやすさを確保しながらも、相場より安く購入できるため、マイホームの予算が限られるとお悩みの場合にぴったりです。
まとめ
マイホームの費用は、土地購入ありの全国平均が約4,907万円、土地購入なしで約3,932万円が目安ですが、地域や仕様によって大きく変わります。
予算を決める際は家づくりにおける優先順位を整理し、フルオーダーではなく規格住宅を選ぶなどして、費用を抑えながらも理想のマイホームを実現しましょう。
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