1000万円台の家で後悔する理由8つ|失敗を防ぐ解決策やコスパの良い家づくりを解説
「家を建てたいけど予算が限られる」とお悩みの場合、1000万円台の家は購入しやすい価格帯です。
しかし、居住スペースの狭さや断熱性能の低さ、設備のグレード不足などで後悔するケースもあるため、購入する際には慎重な判断と対策が欠かせません。
そこで本記事では、1000万円台の家で後悔する理由とその解決策、おすすめの選択肢まで詳しく解説します。
| コラムのポイント |
|---|
| ・予算が限られる場合も断熱性能と耐震性能は妥協せず、ZEH基準や耐震等級3を満たすメーカーを選びましょう。 ・1000万円台の家でも、デッドスペースの活用や色・素材の統一で、狭さや安っぽさをカバーできます。 ・品質を保ちながらコストを抑えたい場合、規格住宅はおすすめの選択肢です。 |
1000万円台の家で後悔する8つの理由

1000万円台の家は費用の安さが大きなメリットですが、次にあげる8つの理由で後悔してしまうケースも見られます。
居住スペースが限られて狭く感じる
1000万円台のローコスト住宅では、床面積を広く確保することが難しく、20〜30坪前後の住宅になるのが一般的です。
そのため、ご家族が増えたときや在宅勤務のスペースが必要になった際などに、部屋数や収納が足りず狭く感じられる恐れがあります。
ちなみに、国土交通省による「住生活基本計画(全国計画)」では、2〜3人世帯で快適に暮らせる広さが22〜30坪ほどとされているため、4〜5人以上で暮らす場合には注意が必要です。
| 住宅の種類 | 2人世帯に必要な広さ | 3人世帯に必要な広さ | 4人世帯に必要な広さ |
| 郊外や都市部以外における戸建て住宅 | 約22坪(75㎡) | 約30坪(100㎡) | 約38坪(125㎡) |
| 都市部やその周辺における集合住宅 | 約16坪(55㎡) | 約22坪(75㎡) | 約29坪(95㎡) |
※数字は概算
「部屋数が少ない」「収納が足りない」と悩まないためには、将来的なライフスタイルの変化を想定しておく必要があります。
間取りの自由度が低い
ローコスト住宅では、建築コストを抑えるために規格化されたプランが採用されます。
そのため、家族構成やライフスタイルに合わせて間取りをカスタマイズできず、「思っていたのと違う」と後悔するケースがあります。
「サンルームのある平屋にしたい」「スキップフロアを作りたい」などの要望を柔軟に反映できず、画一的な家になりやすい点には注意が必要です。
断熱性・気密性が低く光熱費が高い
1000万円台にコストを抑えた住宅では、断熱材のグレードや施工品質が不十分なケースも見られます。
その結果、夏は暑く冬は寒い家になってしまい、冷暖房の使いすぎで月々の光熱費が想定以上に高くなる恐れがあります。
省エネ基準を満たさない住宅は、将来的な資産価値の低下にもつながるため注意が必要です。
内装や外観が安っぽく見える
1000万円台の家では、コストダウンのために外壁材や内装材に安価な素材を使用した影響で、見た目の質感が安っぽく見えてしまうケースがあります。
室内の壁紙やフローリングの質が低いと、どこかチープな印象になり、来客時などに恥ずかしさを感じてしまうケースも少なくありません
後から内装をリフォームするとなれば、結局まとまった費用が必要になり、「最初から質の高い素材を選んでおけばよかった」と後悔してしまいます。
設備のグレードが低く使い勝手が悪い
キッチンやユニットバス、トイレなどの水回り設備は、標準仕様だと最低限の機能しか備わっておらず、「使いたい機能がない」「使いづらい」などと後悔する恐れがあります。
毎日使う設備の使い勝手が悪いと、生活や家事のストレスが蓄積してしまうため注意が必要です。
後からグレードアップしようとすると設備交換に多額の費用がかかり、新築時にオプションを追加しておいた方が安く済む場合も少なくありません。
資材や設備が安く耐久性が低い
建築費用を削減するために耐久性の低い資材が使用されていると、屋根材や外壁、配管などのメンテナンス・交換に多くのコストがかかります。
頻繁に修繕するとコストが膨らんでしまい、せっかくローコストで家を建てたメリットが少なくなってしまいます。
さらに、防水性や防腐性が劣る資材では、雨漏りやシロアリ被害のリスクも高まるので注意しましょう。
耐震性に不安がある
1000万円台のローコストな住宅では、最低限の耐震性能しか確保されていない場合があります。
耐震性能が十分でないと、大地震が起きた際の倒壊リスクが不安になるほか、地震保険の保険料が高くなる、将来売却する際に買い手が見つかりにくいなど、さまざまな面で後悔しかねません。
オプションの追加で最終的に高くついた
1000万円台で建てられるのは標準仕様のみで、照明器具やカーテンレール、エアコン、屋外の給排水工事などの費用が別途請求されると、気づけば数百万円の追加費用が発生するケースもあります。
また、設備や内装のアップグレードを重ねた結果、当初の予算を大幅に超えてしまうパターンも少なくありません。
最終的な支払額が高くなってしまうと、「ミドルクラスの住宅を選べばよかった」といった後悔につながります。
家を建てる費用を抑えたい場合、補助金を活用するのもおすすめです。
詳細はこちらの記事をごらんください。
1000万円台の家で後悔・失敗しないための解決策

1000万円台の家を建てて後悔・失敗しないためには、次にあげる6つの解決策を取り入れてみましょう。
デッドスペースの活用で広さを確保する
1000万円台の家では床面積が制約されるため、階段下や天井までの空間、床下などのデッドスペースを、収納や機能的なスペースに変えましょう。
居住スペースを削ることなく収納力をアップさせたい場合、小屋裏収納やロフトがおすすめです。
季節家電やアウトドア用品など、使用頻度が低いアイテムの保管場所として活躍するだけでなく、ロフトであれば趣味のスペースやワークスペースとしても役立ちます。
壁の厚みを利用したニッチ収納を設けるのも、床面積を使わずに収納力を高めるのに効果的です。
これまでの施工事例を見て納得できるハウスメーカーを選ぶ
1000万円台の家で後悔しないためには、契約前にハウスメーカーや工務店の施工事例を十分に確認しましょう。
施工事例は、会社の技術力やデザイン提案力を判断する確実な材料となるので、ホームページで事例写真のチェックは欠かせません。
可能であれば完成見学会やモデルハウスにも足を運び、実際の質感や間取り、動線などを体感した上で、「自分の理想を実現してくれそう」と思えるハウスメーカーを選んでください。
住宅性能(断熱性能・耐震性能など)は妥協しない
家の建築費用を抑えたくても、住宅性能の妥協はおすすめしません。
なかでも断熱性能と耐震性能は、ご家族の安全や暮らしやすさ、長期的なランニングコストに直結する重要な要素のため、1000万円台で家を建てる場合にもこだわりたいポイントです。
2030年を目処に、すべての新築住宅に関してZEH水準への適合が義務化される方針なので、ローコスト住宅でもZEH基準をクリアしているメーカーを選んでおきましょう。
また、大規模地震が発生した際にも倒壊リスクを抑えられるように、耐震等級3を満たすことも重要です。
バリーズでは、ZEH水準・耐震等級3相当の家を1,800万円台〜(税抜)で提供しています。
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内装は色と素材の統一でまとまりのあるおしゃれな空間にする
インテリアに統一感を持たせることで、限られた予算でもすっきり洗練された空間を実現できます。
色や素材がバラバラだと、どれだけ高価な素材を使っても統一感がなくなり、安っぽく見えてしまうため注意が必要です。
- 北欧・モダン・ナチュラルなど明確なスタイルをはじめに設定する
- ベースカラー(床・壁・天井など)が70%、メインカラー(家具・カーテンなど)は25%、アクセントカラー(雑貨・クッションなど)は5%の比率で配色する
- 家具の素材(無垢材やファブリックなど)や木目のパターンなどを統一する
- パステルやグレイッシュなど、同じ明度・彩度のアイテムでそろえる
- 異素材を取り入れる際は色や形で統一感を出す
- ソファ・ラグ・クッション・カーテンなどで同じ柄・パターンを選ぶ
上記のような工夫を凝らし、予算が限られるなかでもおしゃれな家を叶えましょう。
バリーズでは、専属のインテリアコーディネーターが施主様のご要望・理想をヒアリングし、おしゃれな家にコーディネートします。
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外観はテクスチャーの異なる素材を取り入れて高級感を出す
コストを抑えつつ外観に高級感を出すには、テクスチャーの異なる素材をうまく組み合わせて、視覚的なメリハリを与えましょう。
これにより、デザイン性が向上して高級感のある仕上がりになります。
- メイン外壁に窯業系サイディングを採用し、玄関周りにガルバリウム鋼板を使用してモダンな印象を演出する
- 塗壁×セメント調仕上げ材で、異なる質感による高級感を演出する
- 外壁材のコストは抑えつつ、玄関ドア周辺や軒天に天然木を部分使いして上質感をプラスする
どのような印象を持たせたいのかを軸として、上記のような工夫を取り入れましょう。
こだわりたい設備だけグレードアップする
設備面での後悔を防ぐには、ご家族のお悩みやライフスタイルに合わせて、譲れない部分を明確にすることが重要です。
例えば、共働きのご家庭なら、食洗機やパントリー、浴室暖房乾燥機といった家事を効率化する設備を優先することで、日々の負担を軽減できます。
建ててからの変更・交換が難しいかどうか、生活の質に直結するかどうかを考慮し、初期投資を投じるべき設備はどれか慎重に見極めることで、後悔するリスクを抑えましょう。
費用を抑えて家を建てたい方には、こちらの記事もおすすめです。
後悔しないためにはコスパの良い規格住宅がおすすめ

規格住宅は、あらかじめ設計された間取りや仕様のパターンから選んで建てられる住宅で、完全自由設計の注文住宅と建売住宅の中間に位置します。
一定の選択肢の中から好みのプランを選べるため、コストを抑えながらもこだわりの住まいを実現できるのが大きな魅力です。
設計の標準化・建材の大量調達・工期の短縮によって、品質を落とすことなくコストを抑えているので、「ローコストだと家のクオリティが低いのでは」と不安に思う必要もありません。
コストパフォーマンスに優れた賢い選択肢をとりたい場合、規格住宅は特におすすめです。
なるべく安く家を建てたい方は、こちらの記事もあわせてごらんください。
まとめ
1000万円台の家は費用面で大きなメリットがある一方で、広さ・性能・設備などで後悔するリスクも少なくありません。
費用を抑えながら納得のいく家づくりを叶えるには、性能は妥協しない・内装やインテリアは統一感を重視する・デッドスペースを活用するなど、さまざまな対策をとりましょう。
また、品質を保ちながらコストを抑えたい場合、規格住宅は賢い選択肢です。
バリーズでは、家具・インテリアコーディネート付きの平屋を、1,800万円台〜(税抜)で提供しているので、「予算が限られるなかでもおしゃれな家にしたい」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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